住まいで消費しているエネルギーは、電力が最も多く(約65%)、次に灯油都市ガス、LPG、水と続きます。(1次エネルギー換算)
電力は、エアコン、冷蔵庫、照明に多く使われ水は、トイレ、風呂、調理、洗濯に多く使われています。リフォームの際に、断熱性を
高めたり、省エネルギータイプの家電製品を購入すると、消費するエネルギーの無駄をなくし、有効に使うことができます。
マンションのリフォームでは、例えば次のようなことが有効です。
1.窓まわりの断熱性確保
スケルトン状態にしたときに断熱材の調査を行い、窓まわりなどで不足があれば、補修し、断熱性を確保できます。
2.南側窓で外からの日射を制御
次のような方法で、熱の流入を防ぎ、少しでも涼しく過ごせます。
@ 窓外側にすだれを設ける
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A 窓内側にブラインドを設ける
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B ガラスに日射反射フィルムを貼る
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3.北側窓で断熱性の向上
次のような方法で、コールドドラフトや結露を防げます。
@ 天井から床までの
厚手のカーテンを設ける
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A 既存の単ガラスサッシをアタッチ
メント利用の複層ガラスにする |
B 既存のサッシの内側に
サッシを追加して2重にする
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4.家電製品の省エネ化
エアコン、冷蔵庫、照明器具など、省エネタイプ(エネルギー効率の良い機器)製品を購入する際には、省エネラベルが目安に
なります。次のような製品がお薦めです。
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@エアコン:高効率のエアコン
A照明器具:蛍光灯(インバータ式)の器具
B給湯器:潜熱回収型の器具
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リフォームで室内環境が良くなったうえに、二酸化炭素排出量を削減して、地球温暖化の防止に一役買うことができます。